MasuMasu Active

アウトドア系になりたい筆者のアウトドアレビュー

一切経山の魔女の瞳は初心者でも午後から辿りつけました

はじめに

GWの東北遠征初日に一切経山(いっさいきょうさん)に登ってきました。去年のGWは百名山鳥取県の大山に登ったのが大変良かったので、今年のGWのプランも山登りメインで組み立てたのですが、なんと関西は雨ということで、天気が良い地方ということで今年は東北へ山登りに行ってきました。百名山をベースに探していたのですが、吾妻山よりも一切経山の方が魔女の瞳と呼ばれる池を始めとした景観が良いと調べて、一切経山に決め、実際にとても良い山でした。一切経山は初心者でも登れるか?アクセスは良いか?午後からでも登れるか?景色は綺麗か?などを含め感想を書いていきます。

基本情報

一切経山南東北福島県にある山です。福島駅からレンタカーを借りたのち、約1時間で登山口の浄土平ビジターセンターへアクセスできます。標高は1949mですが、浄土平ビジターセンターからは登り約400m弱で活火山の素晴らしい景観を堪能できます。

一切経山を登った感想

磐梯吾妻スカイライン

f:id:yuki_mw:20230507104509j:image

登山口のある浄土平ビジターセンターまでは磐梯吾妻スカイラインと呼ばれるルートを通っていくのですが、山道なのでヘアピンカーブが多いことは仕方ないとして、とても走りやすいうえに、景観もとても美しく、登山をしない人はこのドライブだけでも活火山の力強い景観を堪能できるのではないでしょうか。特に森林限界を超えたあたりから別世界です。注意点は17時で通行止めになってしまう点です。今回は新幹線で移動したのちに午後から登りはじめたので、17時ギリギリになりゆっくり山頂からの景観をつくづくと眺めるという時間がとれず、慌てて下山するというはめになってしまったので、当たり前ですが、登山は午前中から始めることをおすすめします。

浄土平ビジターセンター

f:id:yuki_mw:20230507104535j:image

今回の登山の起点となる浄土平ビジターセンターは、天文台やレストランもある複合施設でした。午後に行ったため、駐車場とめられるだろうかと不安になりながら行きましたが、全く心配なしでした。駐車場はかなり広いので止められなくなることはないと思われます。一切経山の他に吾妻小富士に登る方も利用されているようですね。ここに来るだけで、硫黄のにおい、蒸気の噴出する火山の岩肌と都会では見られない風景を堪能できるでしょう。

登山口から酸ヶ平避難小屋

f:id:yuki_mw:20230507104734j:image

登山口から酸ヶ平避難小屋へはなだらかな山道を登っていきます。そんなに急な登りではないのですが、岩がゴロゴロしていたり、雪解け水が川のように流れていたり、ところどころ雪の残る斜面を登る必要があったりと足場はかなり悪く、滑りやすくなっていました。スニーカーで軽くハイキングはできなくはないですがおすすめできない道でした。また、地上よりも若干酸素が薄い気がするほか、硫黄のにおいもあり、慣れるまでは歩くのが少ししんどく感じました。

酸ヶ平避難小屋から一切経山山頂

f:id:yuki_mw:20230507104757j:image

酸ヶ平避難小屋から一切経山山頂までは、雪解けの川のような道はなくなり、岩がゴロゴロした斜面をひたすら登ります。途中鎌沼を見下ろす景色がとてもきれいです。私はこのあたりからスカイラインの17時通行止めが気になり歩を早めます。

一切経山山頂と魔女の瞳

f:id:yuki_mw:20230507104814j:image

一切経山の山頂につくと、そこから魔女の瞳と呼ばれる青々とした五色沼を見下ろすことができます。実際にみるとその大きさに迫力があり、とても美しい長めでした。これを見るために登る価値ありです。一切経山の山頂からは吾妻小富士を見下ろすこともできました。

さいごに

一切経山は山頂からの魔女の瞳の景色がとてもきれいな山でした。また、火山性の山肌や硫黄のにおい、残雪の雪解けなどなど自然を堪能できる山でした。車を利用することで、約400m弱の登りでコースタイム約3時間というところも旅行とセットにするのに丁度よく、とてもおすすめでした。

↓ランキング参加中です。クリックして応援お願いします。