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アウトドア系になりたい筆者のアウトドアレビュー

3連休に近畿で数少ない日本百名山の大台ケ原に登ってきました

はじめに

数少ない近畿地方百名山である大台ケ原を登ってきました。京都から車で片道4時間で一部狭い道もありましたが、最高峰の日出ヶ岳まで到達してきました。1人で行ったので、一番の見どころで猿大蛇嵓でいい写真が撮れなかったので、知人と一緒に行くことをおすすめします。

大台ケ原山の基本情報

大台ケ原は近畿の3つの百名山のうちの1つ

大台ケ原山は、伊吹山大峰山にと並んで近畿に3つしかない日本百名山の1つです。奈良県三重県の県境にある吉野熊野国立公園の一部です。

 

大台ヶ原ビジターセンターへの車でのアクセス

大台ヶ原ドライブウェイが大台ケ原の登山口であるビジターセンターまで伸びており、アクセスは良好です。しかし、大台ケ原ドライブウェイは一部すれ違いに気を使うところがあったので初めて行く場合は注意が必要でした。大台ケ原ドライブウェイという名前からして整備されていて走りやすそうな道に入った瞬間がとても狭いので、道を間違えたかとかなり不安になりましたが、それで正解でした。中央線がはっきり書かれていない、カーブのたびにカーブミラーがあるような山道が数キロ続き、これが残り15kmも続くのか?と最初は辟易しましたが、途中から綺麗に中央線が引かれた走りやすい道になりましたので、最初だけのがまんです。

大台ケ原を登っての感想

2023年の10月に大台ケ原を訪れたときの感想です。全体としては、背の低い笹のきれいな黄緑色と白い枯れ木のコントラストが美し山で、コースはかなり整備されており、ハイキング気分で主要な見どころを回れる山でした。

大台ヶ原ビジターセンター

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駐車場には11:30頃に到着したのですが満員で、最初は止めることができなかったです。せっかくひやひやしながら到着したのにとんぼ返りかと思いましたが、何度かぐるぐるしているうちに1ヶ所だけたまたま空いて幸運にも止めることができました。それくらい人気で混雑していました。登山届はビジターセンターで出せるようになっていました、特に大杉谷の方へ向かう場合は提出が必須のようでした。その他物産店があり、モンベルのショップと食堂で構成されてました。他にはごはんどころが1点と宿泊できる旅館が1軒ありました。

大台ヶ原ビジターセンターから日出ケ岳

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大台ヶ原ビジターセンターから登山道に入ると、まずこの後の景観の9割を占める笹についての説明がありました。ミヤコザサと呼ばれる笹に覆われた若竹色の景色が一面を覆うようになります。一気に景観が変わりもう楽しい気分になります。道はなだらかで最後の100mほど階段を登ればすぐ日出ケ岳へ到着。三重の最高峰で360度パノラマビューを堪能できます。

日出ケ岳から正木ケ原

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遠方はるばる大台ヶ原まで来て、最高峰の日出ケ岳だけで満足するわけはなく、東大台コースをシオカラ谷を通ってぐるりと一周することにします。遊歩道をずんずん歩いて行くと、枯れ木のような白細い木が立つ場所に行き当たります。個人的にはこの辺りが1番特徴的な景観だと思いました。

正木ケ原から大蛇嵓へ

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大蛇嵓と呼ばれる東大台コース1番の映えスポットへ向かいます。切り立った崖の先端に立って見晴らしの良さの開放感と落ちれば即死のストンとした恐怖感の入り混じった感情を味わえます。写真を撮る人で行列ができており、10分ほど並びました。

大蛇嵓からシオカラ谷へ

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この先は登り降りが急峻ですと看板に書かれていたので、むしろ向かいたくなる若気の至りの私は迷わずシオカラ谷からビジターセンターへ戻ることに。道の整備度合いが少なくなり、岩がゴロゴロした坂道を下っていきます。吊り橋がありましたが、特にこれといったところもなく、景観目的の人は中道から帰ってもいいのかなと思います。僕はせめてこれくらいの登り降りがないと物足りなかったのでちょうど良かったです。

ビジターセンターへ戻る

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ビジターセンターに戻るとゆっくり物産店を見ます。百名山だけあって限定品が色々売っていました。限定に弱いのでモンベル大台ヶ原Tシャツと手ぬぐいを買って帰りました。どちらもデザインが素敵でした。食堂も併設されており、かけうどんを食べました。ハイキング後のあったかい出汁と塩の味は沁みますね。この日の大台ヶ原は風が強くて防風対策をしてないとかなり寒かったと思います。ワークマンのイナレムのレインウェアが大活躍でした。

さいごに

近畿地方の数少ない大台ケ原は正直、これまで行ったことのある他の百名山鳥取の大山と山形の蔵王山)に比べると迫力に欠けるかなという印象でしたが、今回の初心者ルートにはない、大杉谷の方のルートに行くと神秘的な景色がみれるのかもしれません。中級者向けと書いてあったので、山の経験を増やして再チャレンジしたいと思います。

 

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