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アウトドア系になりたい筆者のアウトドアレビュー

東北2泊3日の山登り旅行に行ってきました。

はじめに

GWに東北の南側3県を2泊3日で巡ってきました。一切経山蔵王山の登山を含むそのプランがとても充実していたので、その流れを振り返りつつ書いていこうと思います。南東北で2泊3日の良いプランはないだろうか?初心者でも楽しめる登山遠征先はないだろうか?と思っている方、アウトドア好きで、東北旅行を計画中の方に、旅行プランの参考になれば幸いです。

南東北2泊3日旅行: 初日

7:24 京都駅から東海道新幹線東北新幹線で福島駅まで移動

GWは東北までのLCCが往復で1人6万円ほどとばか高くなっており、速度で劣るものの新幹線を選択しました。東海道新幹線はもはや出張を思わせますが、東北新幹線は座席もゆったりし揺れも少なく、さながら旅行に向かう特急列車という感じで快適でした。東京駅の乗り換え12分が心配でしたが、混雑もほどほどでスムーズに乗り換えできました。福島駅に11:19に到着後、コンビニでおにぎりとサンドイッチを買い込んで、駅レンタカーへ。運転好きな私たちの2泊3日の旅のお供は白のVitzでした。小回りも聞いてヘアピンの山道にはちょうどよかったです。

13:00 一切経山に登山・魔女の瞳を見る

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福島駅から1時間ほどで一切経山の登山口がある浄土平ビジターセンターに到着します。登山靴に履き替えながら先ほど買ったおにぎりとサンドイッチを食べます。浄土平ビジターセンターですでに圧巻の景色であり、コンビニ飯がいつもの10倍美味しく感じます。13:00から一切経山へ登山を開始、浄土平ビジターセンターまでの磐梯吾妻スカイラインが17時に通行止めとなるので少し急ぎ足で登ります。途中は雪解け水が川のように流れていたり、雪の斜面を歩いたりとバラエティ豊かな山道を歩けました。往復で約3時間の山道を楽しみました。景色も良く、頂上から見える五色沼の景色は魔女の瞳と呼ばれるだけあり、火山地質のゴツゴツした地形とのコントラストでとても美しかったです。

一切経山の登山の様子はこちらの記事でも書いております。

yuki-shiawase.hatenablog.com

17:00 福島県飯坂温泉を楽しむ

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登山を終えて疲労した身体を癒しに温泉に向かいます。福島県は色々な温泉がありますが、今回は山形駅方面の飯坂温泉を選択。波来湯に行ってきました。入浴代はなんと300円。タオルとジャンプー、リンス、ボディソープをつけても600円。安いですね。立ち寄りの旅人に優しいです。お湯は源泉そのままの45度の熱い湯と源泉を42度まで水を混ぜてぬるくしたぬる湯の2種類がありました。45度のお湯は熱すぎて身体が真っ赤になります。温泉で山登りの汚れも疲れも取って1日目の宿、山形駅西口のワシントンホテルに向かいます。

20:00 山形駅前のホテルに到着、一泊

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1泊目の宿泊地には山形駅前のワシントンホテルを選びました。山形駅前には色々な居酒屋や郷土料理のお店がありましたが、その日は結婚式が近くであったようでどこもいっぱい。たまたま空いていたネオメルスという今風のお店で夕食をいただきました。お酒を飲まない我々には、白米が200円なところがポイントが高かったです。あとは水餃子がめちゃくちゃ美味しくておすすめです。ここではいも汁や玉こんにゃくやモツ焼串は食べ逃しましたが楽しめました。山形駅前のワシントンホテルはビルの20階から24階に位置しており、夜景もとても綺麗でした。

南東北2泊3日旅行: 2日目

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8:00 百名山蔵王山熊野岳に登山・お釜を見る

2日目は山形駅前から蔵王エコーライン蔵王ハイラインを利用して、百名山蔵王山の最高峰である熊野岳の登山口へ向かいます。蔵王レストハウスの駐車場に車を止めて少しすれば、もう目玉のお釜を見ることができます。一切経山とはまた違う力強い景観でした。水たまりもエメラルドグリーンで美しく、白い雪や黒い火山地質と映えな景色でした。

蔵王山熊野岳へ登った詳しい感想はこちらでも書いています。

yuki-shiawase.hatenablog.com

13:00 蔵王温泉で昼食と温泉

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蔵王山に登ったあとは蔵王温泉街で昼食と温泉を楽しみます。昼ごはんには桃園というお店に入ります。初日に食べ損ねた玉こんにゃくやいも汁を楽しめる定食やこちらも山形の名物であるとり中華をランチで食べることができました。とり中華はラーメンというより、きつねうどんのような甘めのだしに中華麺でとても好みの味でした。日帰り温泉もたくさんありましたが、今回は湯の花茶屋 新左衛門の湯におじゃましました。日本で2番目に酸性のお湯を堪能してきました。(1番は秋田の玉川温泉だそうです)

17:00 仙台駅前のホテルに到着。牛タンを食べ、一泊

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2日目は早めに仙台へ移動して、予約していた利休の牛タンへ直行します。本当はGoogleで3日目の11時に予約していたのですが、開店が11:30からなのをたまたま見つけて電話をかけたら2日目の19時に予約を変更してくれました。Googleの予約はちょっといい加減ですね。行列を全てすっとばして入店し、牛タンを満喫しました。厚切り牛タンと薄切り牛タンを両方試したのですが、意外にも薄切り牛タンの方が食感がコリコリして食べ応えがあり美味しかったです。厚切りは食べやすいように柔らかくふにゃっとしているんですね。私は薄切りの歯ごたえのある食感の方が好みでした。

南東北2泊3日旅行: 3日目

8:00 日本三景の松島を散歩する

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3日目は午前しか残されていないのと、午後から雨予報なのとで、3日連続で早起きをして松島へ。曇りだったのが少し残念でしたが、これで個人的には日本三景をコンプリートして大満足です。菓匠三全では、ずんだ餅シェイクを楽しめるほか、お土産の萩の月の簡易包装(値段が仙台駅で売っているものよりはるかに安い)が購入できます。家族や友人にはちょうどいいお土産で美味しかったです。

12:00 福島駅へ到着。駅前で福島ラーメンを食べる

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連れが次の日が仕事だったので、最終日は午前で活動終了し、あとは新幹線でのんびり帰宅します。最後に福島駅前でランチ。本当は福島ギョーザを食べたかったのですがお店は満員だったので、近くの丸信ラーメンへ。醤油ラーメンも塩ラーメンもあっさりで贅沢しすぎな旅行の最終日に食べるご飯には最高でした。目の前の厨房で煮ているチャーシューの美味しそうなこと。思わずチャーシューの多いものを頼んでしまいました。

13:16 東北新幹線東海道新幹線で帰路へ

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実は帰りは東北新幹線の指定席が取れず、福島駅は始発駅でもないので、果たして座れるだろうかとドキドキしながら自由席を待っていたのですが、意外にも簡単に福島駅でも2人で並んで座れる座席が見つかり、帰りも快適に帰れました。東北新幹線は自由席が1-4号車と4車両あるんですね。とてもありがたい。帰りはお腹が空いたので、社内販売で駅弁(東海道新幹線弁当の一択)を購入し食べました。駅弁ってなんかいいですよね。旅行したって気分にしみじみなりました。

最後に

この旅行プランで唯一後悔していることがあるとすれば初日の一切経山の時間が通行止めギリギリでゆったり美しい景色をゆっくり楽しめなかった点です。初日の一切経山と2日目の蔵王山は逆でもよかったかなと後悔。初日を山形にすると新幹線代とレンタカー代が高くなるので、そことのトレードオフだったのですが、お金に余裕がある場合はいいオプションだと思います。総じてとても上手くいった旅行でしたので、是非参考にしてみてください。

 

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