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アウトドア系になりたい筆者のアウトドアレビュー

六甲山の芦屋川駅から有馬温泉ルートは何度でも登りたいルートでした。

はじめに

日本列島を記録的な寒波が駆け抜け、凍てつくような2023年の1月下旬です。普段ならあまりの寒さに一刻も早く春が来るのを願うところですが、山登りにハマった私には、寒さの中でしか見られない氷瀑や寒ければ寒いほど極楽となる温泉を堪能する機会となりました。今回登った六甲山がとても楽しかったので、書きたいと思います。

六甲山の芦屋川駅から有馬温泉ルートの感想

芦屋川駅から風吹岩

芦屋川駅から登山口までは、高級住宅街を横切って行きます。登山口からは土と木の道ではなく、岩肌がゴツゴツせり出す地形を登って行きます。これまで登った山にはない岩の地形で慣れないもののちょっぴりロッククライミング気分で登れて、いつもと違う刺激となります。道が分かりにくかったですが、マーキングもされており、なんとか迷わずにたどり着けました。

風吹岩から六甲山最高峰

風吹岩から六甲山最高峰へはひたすら雪の山道を歩きます。序盤は緩やかですが、終盤に30分ほど急坂を登ることになります。寒波の後とあり雪が多く私はチェーンスパイクで登れましたが、10本歯のアイゼンをつけて登っている方もいました。アイゼンなしで登っている方はもれなく傾斜で滑ってましたので、冬の六甲山はアイゼン(少なくともチェーンスパイクは必須でしょう。)雪の深さとしては、くるぶし程で、ハイカットの登山靴に雪が侵入することはなかったです。私は摩耶山やガーデンテラスからの夜景は何度も見に行ったことがあり見慣れているので、六甲山最高峰の景色もそんなに期待していなかったのですが、最高峰からの眺めは他の山から360度頭1つ抜けたような展望の良さで、とても楽しめました。

六甲山最高峰から極楽茶屋跡

氷瀑を見るために、六甲山最高峰から有馬へは直行せず、極楽茶屋跡の方へ迂回して進みました。ちょうどお昼時になったため、用意しておいたお湯でカップ麺をすする至福の時間。自然の中で食べるカップ麺はやたら美味しいですが、あまり休むと身体が冷えるのでサッと食べて出発しました。また水筒がそんなに高性能ではないため、ぬるめの少し硬いカップ麺となりました。それでもおいしいのが山です。

極楽茶屋跡から七曲滝

極楽茶屋から七曲滝へは下りの道を行きます。七曲滝へは危険と書かれており、迂回路を示す柵が設けてられていましたが、みなさん越えて進んでおられたので私も進んで行きました。確かに七曲滝へは道が半分ほどの細さとなり、斜面の急なロープ場となっていました。滑れば川へ向けて数メートルから十メートルくらい落ちるでしょうか。ただ体力とアイゼンがあれば十分進めるかなと感じました。そしてその先には大迫力の氷瀑が。遠回りして危険な道をきた甲斐がありました。ここ数日の寒波に感謝ですね。

七曲滝から有馬温泉

七曲滝から有馬温泉へは緩い下りで、標高が下がってくるとチェーンスパイクも不要になっていきました。そして下山後は有馬温泉の金の湯に向かいます。入浴代たった650円で極楽へ行けます。寒い中はるばる13km歩いた苦労が全てこの極楽のためのものになります。苦労すればするほど、この温泉が気持ち良い。まあ限度はありますが。

最後に

今回は芦屋川駅から有馬温泉へ七曲滝を経由しての登山の感想でした。冬の低山でこんなに楽しみどころ満載の山はなかなかないのでは?と山登り4座目ながら思いました。他にも楽しみどころの多い山があれば是非行きたいのでコメントで教えていただけたら嬉しいです…

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